• 小学校の頃の自分のために作りました

    思いつかなさすぎて、1文字も書けなくて、どんどんみんな帰っていって、クラスのイナズミくんと2人っきりになるまで、夕暮れまで泣きながら居残りをしていた、小学生の頃の自分のために作った作文用紙です

取り組みが新聞で紹介されました

毎日新聞 2023年11月27日掲載
小学生新聞2023年12月4日トップ紙面

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  • 作文を通して養いませんか?

    ChatGPTなどのAIにより、誰でも「それなり」の成果物が、簡単に作れてしまう今こそ、自らのオリジナルの視点を持つ思考力、文章構成力、創造力が必要になってきます。小学校の作文は、苦手な子が多いですが、こうした「考える力」を育むには最適の課題です。

  • 作文が苦手な小学生でも

    作文の定義から見直して「考えることが苦手な子」でも、作文のハードルをぐっと下げて「自ら考える力」を作文を通して育みやすなるように…

  • プロのデザイナーの思考になれるように

    プロのデザイナーが本気でアイデア出しを行う際の「デザイン思考」が、小学生でも自然とできて、思考がイキイキと広がっていくように…

  • 作文用紙から見直しました

    もう一つの作文用紙を作りました。「文章でまとめなくていい作文用紙」です。どんどん思いついて、後は本番の作文用紙にまとめるだけ。思考がイキイキと広がっていく効果が実証実験で確認できています。

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いきなり作文用紙に向かっていませんか?

これが作文が苦手になる1番の原因です

10分間、よーいスタート!

思いついた事をばーーーっとなんでも書いていくだけ

「1クラスに3人も」文章が作りづらい"隠れ書字障害"の可能性も…

書字障害とは、文章として「出力」ができない学習障害の1つで、40人のクラスに3人はいると言われています。症状の大小はさまざまですが、実はお子様も「隠れ書字障害」で苦労しているかもしれません。

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書字障害について

①都内23区の教育委員会、各区運営の10以上の施設から話を聞きました

②港区運営の施設に直接伺い、実情やマスオの作文の有効性について話を聞きました

■社会の現状
書字障害の子は、40人クラスに3人はいるそうです(参考文献
書字障害に知見のある、都内の区役所や、区が運営する発達支援センター10施設(港区、千代田区、渋谷区、目黒区、中央区、文京区、品川区、世田谷区、台東区、町田市)から現状を聞いたところ、多くの施設から「症状が重い子には、特別支援学級やタブレットで支援している」ものの「軽度な子にはフォローができていません」という意見を聞くことができ、症状が軽度な子どもを含めると、十分な支援ができていないことが分かりました。

目黒区の施設からは「作文の対応は困っています。読み書き検査や、個別の支援をしているものの、十分に支援ができているわけではないんです」「相談に来ていない子は、もっといるはずです」と聞くことができました。

「字や文がうまくかけない」ことにより、「自分はダメな人間なんだ」と自己肯定感が下がったり、「努力不足」と言われたり、友達となじめなかったり、二次障害もあるようです(TBS NEWSの動画)。

■作文について

港区が運営する児童発達支援センターから直接お会いし話を聞いたところ「施設でサポートしている子どもを見に学校に行ったら、その子よりももっと心配な子が、本当にたくさんいる」「それによって、担任の先生の負担がかなり大きくなっている」という実情を聞くことができたと同時に、「この新しい作文のカタチが、学校の通常カリキュラムに取り入れられれば、本当にたくさんの子どもたちが救われるはずです」という話を聞くことができました。

  • イキイキとする子どもたちが、たくさんいます。

    内容が思いつかなくて作文がイヤな子、上手く文章でまとめられないから作文が苦手な子、隠れ書字障害で文章で出力することが難しい子… 。文章としてまとめなくていいだけで、多くの子どもたちが、イキイキと作文ができるようになるはずです。多くの子どもたちを救うため、「作文」「作文用紙」を再定義しました。小学校の通常カリキュラムに取り入れてもらえるよう、日々尽力しています。

できる=自信

ChatGPTに作文を丸投げしてもいいんです。ほんとうにイヤなら、ほかの得意なことをのばせば。
でも、得意なことは、多ければ多いほど、その子の自信につながります。
その子の「自信」をマスオで増やしてあげませんか?

実演動画※音声を出してご視聴ください

  • 1.なんでもかんでもOKな作文

    パッと浮かんだことを全部書いていくイメージです。「なんでもかんでもかけばいい」だけなので、作文のハードルがぐっと下がります。

  • 2.頭の中すごろくでOKな作文

    後から考えを選ぶため、すごろくのように「思いついた順に」「好きなように」「なんでもかんでも書けばいい」だけになり、作文のハードルがぐっと下がります。

  • 3.単語やイラストでOKな作文

    単語やイラストなど「得意な方法」で自由に表現していいため、作文のハードルが下がります。

  • 4.あっちいったりこっちいったりOKな作文

    伝えたいことはたくさんあるけど、上手くまとめられないなら、あっちこっちに思考が飛んでもいいです。あとで選ぶので。

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  • 左上から目で追ってみてください

    実際に小学5年生(女)が書いたもので、すごく良い見本です。「テーマ:小学1年生に向けて授業をするなら、何を教えますか?」という作文のお題に対して、考えがどう飛躍していくか、すごくわかりやすいと思います。2ページ目から切り口が変わっています。(1ページ目10分、2ページ目以降10分、色付け5分)

  • 10分はかって書き出してみましょう

    頭の中すごろくでOK、イラストOK、汚く書いてもOK、色を使ってもOKです。10分測って、マスオにひたすら自由に書き出してみましょう。あれだけ頭が痛かった作文が、10分後には不思議と「ホクホク」しているはずです。

  • 4コマ漫画みたいに

    「書いた中から内容を選ぶ」だけでいいため、作文のハードルが下がります。

  • マスオに

    思いついたことを、思いついた順番に、なんでもかんでも書いていきます。

  • 作文用紙に

    マスオで「伝えたいこと」が決まったので、それをうまく文章としてまとめていけば完成です。

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  • 居残りばかりだった自分に

    私自身、小学生の時は、作文が本当に苦手でした。内容がまったく思いつかないタイプで、かなりの頻度で居残りをさせられていた、苦い思い出があります。だから、チャットGPTに作文を丸投げしたくなる気持ちは、すごくわかります。

  • 今はもう簡単に

    しかし、今ではプロの製品デザイナーとして「思いつく作業」と「議論や資料化」を完全に切り分けるブレインストーミングの考え方のおかげで、2016~2020年のパイオニア在籍時には、自動運転分野の特許を13件出願できたぐらい、何もアイデアがない状態から、予想もしなかった考えをボンボン思いつけるようになりました。

  • 小学生から知りたかった

    「たいしたことがない考えでも、とりあえず、なんでもかんでも書いてみて、ペンを動かし続けると、なぜかどんどん思いついてくる」。このブレインストーミングという「おもいつく技術」を小学生のころに知っていたら、作文がどれだけラクだったか… そんな想いで、この「文章でまとめなくていい作文用紙」を開発しました。

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こんなにイキイキと使ってくれるのか!

子ども教育事業を行う大手企業様と共同で2023年6月に「作文が苦手」に感じている子どもたちを対象に、実証実験を行いました。「文章でまとめなくていい作文」の有効性を確認したと同時に、4コマ漫画のように使ったり、色分けしたり、子どもたち自身で使い方を発明していく姿をみて「こんなに楽しく使ってくれるのか」と感じました。

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    なんでも書いていいから「とても気がラク」だった

  • 2

    考えの関係性を矢印で繋げることができ「考えの整理がしやすかった」

  • 3

    マス目で区切られていて「書き込みやすかった」

  • 4

    マス目が続くため「たくさん書き込みたくなった」

  • 5

    マス目が続くことから「ストーリー性を持ってイキイキと説明」できた 

  • 6

    本番の作文用紙に書いたけど「ぜんぶ消さないといけない」ことを防止できてよかった

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ご意見 ご協力をお願いいたします

内容が思いつかない子、文章でまとめられない子、隠れ書字障害で文章が作りづらい子…現状、「努力不足」と思われ、苦しんでいる子どもたちを救うには、塾や特別支援学級などの支援ではなく、学校の通常カリキュラムで、この作文のカタチが導入されることが必要だと考えています。

しかし、私一人では到底実現できません。用紙は、マスオでなくても、ポスター用紙でもいいんです。この作文の「考え方」だけ取り入れられればいいんです。

苦労している子どもたちのために、どうかご協力いただけないでしょうか。どなたでも構いません。ご意見をお聞かせください。

個人の方、教育関係者、広くこの考えを広めていただける報道関係者、メーカーや流通に携わる方々、もしご意見などございましたら、以下のアンケートフォーム、又は本サイトの「お問い合わせ」からお送りください。是非ともお待ちしております。